トイレのバリアフリー化
改修 / 鳥取県東伯郡北栄町
2018年

施工業者:鶴澤建築
ご依頼内容・施工前の様子
- トイレを使いやすくしたい

廊下左側に男性用(約1m×1m)と女性用(約1m×1.8m)の個室トイレが別々にありました。
提案内容
- 介助の可能な広さを確保するため、調査によって取り外せる柱を見極め、トイレをひとつの空間にまとめる
- 掃除がし易い材料と施工方法
- 清潔感のある内装
- 断熱改修
ご家族には高齢の方もおられるので、御施主さんの現在の家族構成に適した形を意識して設計しました。
施工完了・その後

元あった廊下と男性用トイレ・女性用トイレを一つの空間にまとめました。これによって介助の可能なスペースを確保した男女共用トイレ(約2.2m×1.5m)となりました。壁は漆喰塗り、腰壁(壁の下半分)は杉板を貼っています。手洗器のカウンターには、杉(赤身)の一枚板を使用しました。
設計士より
御施主さんは、業者さんの小さな一手間に気が付いてくださる方でした。業者さんはもちろん、私にとってもそうしたお言葉を聞けるのは嬉しく、御施主さんへの感謝であふれる工事でした。
手摺りや紙巻器、ウォシュレットリモコンなどは、高齢のご家族に実際に座っていただき、使いやすいよう微調整をしたうえで取り付けました。