築年数を経た住宅の
断熱改修なら
お任せください
受け継いだ家の修理に
お困りの方へ
住まい続けたい方々の
想いに応えます
私は、大正10年に建てられた築101年(2022年時点)の空き家を購入し、居住しています。
そして、我が家は国の登録有形文化財となりました。
これまで、学術調査として約60件の伝統的な建物を拝見し、それらの家主さんから維持管理についても学んできました。
築年数を重ねた家で、生活を送るということ。
当事者としてしか体験し得ない問題や出来事は、お客さんへの共感に繋がっています。
こうした体験から得られた視点で、お客さんの問題を共に考え、改善する術をご提案するよう努めています
流行や家族構成の変化に対応
当事務所では、現場に合わせて断熱材を加工する工法をご提案しています。
- 現場吹付け工法
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- メリット
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- 断熱材と木材などが密着することにより気密を確保しやすい
- 工期の短縮が可能
- デメリット
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- 改修が困難になる
- 解体時の処理単価が通常の5倍になる
長く住み続けるなら
現場に合わせて断熱材を加工する工法がおすすめ
今後、流行や家族構成の変化に合わせた柔軟な改修も可能です
現場に合わせたご提案
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シロアリ被害には…床断熱がおすすめ
伝統的な住宅では、最も下部に用いられる木材が、土から3cm程度しか離れていません。
このためシロアリに食害されやすくなっています。
床下へ新たにコンクリートを打設したとしても、既存の基礎と新規のコンクリートの接触面には、シロアリが這い上がれる僅かな隙間が残ります(※シロアリはコンクリートにも穴を開けます)
そこへ断熱材を充てる「基礎断熱」を工事すると、シロアリの隠れ場を作ることとなり、木材への食害を助長する可能性があります。
その為、土から離れる床直下での断熱工事を推奨しています。
床下空間を定期的な点検が行える状態にできるメリットもあります。 -
地震被害には…耐震補強との合わせ技
昭和56年以前の住宅の多くは、耐震診断の結果、耐震強度不足の判定となります。
その為、併せて耐震補強をご提案し、断熱との相乗効果を狙います。
耐震補強をする場合、補助事業(鳥取県震災に強いまちづくり促進事業)を併用し、壁と基礎も補強できます。
この補強基礎を建物の外周に回すことで、付加断熱(※)の空間を確保します。
既存軸組を補強し、その外周に付加断熱として外張り断熱を施すことが出来ます。
※付加断熱とは、柱間に充填した内断熱材に、外断熱材を加える工法です。 -
獣害には…断熱材を選定
寒い時期、獣は住宅の温かい天井裏へ侵入してきます。
侵入した獣を捕まえるのは容易ではありません。文字通り、イタチごっこです。
部分改修(ゾーン改修)をする場合に限りますが、「発泡プラスチック系断熱材」を使用しています。
全面改修の場合には獣の侵入路を塞ぐことが出来ますが、部分改修の場合には獣の侵入路を完全に塞ぐことは出来ません。
その状況の中でグラスウールなどの「繊維系断熱材」を選択すると、そこは獣の恰好の棲み家となります。
繊維を千切り集め、糞尿を排泄し、時には小動物を持ち込みます。
ウジ虫が湧きだし、それが屋内に侵入していた事象もありました。
一方で「発泡プラスチック系断熱材」ではそのような事象は未だ経験していません。
断熱改修によって
より快適に住み続けられる家へ
とっとり健康省エネ改修住宅 『Re NE-ST』に先駆けて取り組み、基準を超える断熱性能を設計しました。