小畑建築設計蔵

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江戸中期の主屋と表門

修理 / 鳥取県鳥取市
2019年

江戸中期の主屋と表門 完成外観

施工業者:㈲池田住研

ご依頼内容・施工前の様子

  • 県指定保護文化財の修理
  • 表門、塀の修理
  • 主屋の屋根修理
施工前の様子 その1

表門は、屋根が傷んでいました。沈下に伴って柱と土台の接合部が離れてしまっていました

  • 施工前の様子 その1
  • 施工前の様子 その2
  • 施工前の様子 その6

提案内容・施工風景

  • 茅屋根の葺替え
  • 腐朽部材の取替
  • 沈下補正
  • 防蟻処理
施工風景の様子 その1

覆い屋根を架け、茅を全て取り除きます。腐っている部材を取り替えます。取替材は、当初材と材種・寸法を揃え、修理履歴を記録するため、取替材と分かるように焼印を付します

  • 施工風景の様子 その1
  • 施工風景の様子 その2

施工完了・その後

施工完了の様子 その1

諸問題を解決し、修理の完了です

  • 施工完了の様子 その1
  • 施工完了の様子 その2

設計士より

江戸中期の建物に触れられる機会は少なく、興味深い現場でした。事前調査はもちろんですが、工事中の痕跡調査も入念におこないました。
県指定保護文化財の修理ということで、「材種・寸法を当初材にあわせる」「(仕上がりはもちろんですが)隠れてしまう下地などの部分に関しても当初の仕事に習いながら復元する」などの制約はありましたが、特殊な材料を用い確実な仕事内容を設計できることは、知識を広げ、喜びとなりました。

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